変圧器の異常をガス分析で早期発見

 変圧器絶縁油のガス分析のご依頼をいただきました。今回は26台分の絶縁油中ガスを分析します。

 変圧器本体に過熱や放電の現象が起こるとガスが生じます。様々なガスが生じるのですが、その中のメタンやエタン等10成分程度を使用して変圧器の状態を調べることができます。

 メタンやエタンは可燃性ガスであり、それら可燃ガスが溜まってくると危険ですので、その検知にも役立ちます。弊社においては年に2~3台くらいは可燃性ガス濃度が基準の100倍くらい検出される変圧器もありますので、定期的な測定は欠かせません。

 

 

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