お客様より変圧器の経年劣化診断をして欲しいとのお問合せをいただきまして、試料が送られてきました。
20~30ml程度の絶縁油をいただけましたら測定を行うことができます。
変圧器の劣化診断は、変圧器内部で使用されている絶縁材である絶縁紙のセルロースが分解し、フルフラールという成分に変化して、それが絶縁油に溶出してきます。その絶縁油に含まれているフルフラールの濃度を調べることによって劣化度の度合いが分かります。
フルフラールの濃度が高ければ高いほど劣化が進行しているという判断になります。
変圧器の劣化が気になる際は弊社にご連絡くださいませ。