ビルの屋上にあるキュービクル内の変圧器絶縁油にPCBが含まれているか調べて欲しいというご依頼をいただきまして、絶縁油を採取に行ってきました。
電気主任技術者さんに電気を止めてもらって変圧器上部のハンドホールを開けて絶縁油を採取しました。持ち帰った絶縁油を弊社測定室にあるガスクロマトグラフという測定機器で測定を行いました。
絶縁油の場合、油1㎏中に0.5mg以下のPCBが含まれていた場合は、PCB汚染物には該当しないのですが、0.5mgを超えて5000mg以下含まれていると低濃度PCB汚染物となり、2027年3月31日までに処分をしないといけません。
(絶縁油1㎏中に5000mgを超えると高濃度扱いになります))
現在使用中の変圧器やコンデンサの絶縁油中に低濃度のPCBが含まれていると、取り換えが必要になりますので、その予算や日程も確保する必要がありますので、PCBの確認をまだお済出ない場合は可能な限り早く測定を行っていただきたいと思います。
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あなたの作業場や倉庫は大丈夫⁉
低濃度PCB廃棄物(チラシ)[PDF:1.45MB]
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早朝で寒い日でしたがビルの屋上からの眺めは、早朝ということもあり、車も少なく、私にとっては非日常の景色でしたので新鮮でした。