深海性化学合成二枚貝から残留性有機汚染物質を検出 ~過去30年間の汚染量変化も分析~

1. 発表のポイント

◆化学合成共生細菌に栄養依存する非摂食性(※1)の深海性二枚貝類から、生物に有害な残留性有機汚染物質であるポリ塩化ビフェニル(PCB)を検出した。◆過去30年間の汚染量変化では、2010年以降で減少が見られ、近年の環境対策がPCBの汚染の低減に有効である可能性を示唆している。◆しかし、非摂食性の生物から、しかも人口密集域から離れた地点のサンプルからも汚染が検出されたことは、汚染が広範囲に拡がっていることを示しており、より詳細な調査と対策の促進が望まれる。

詳細は、 2021年 11月 22日 国立研究開発法人海洋研究開発機構 HPより

 

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