変圧器絶縁油分析のご依頼をいただきました。
前回は2年前にご依頼をいただきました。25年~30年くらい経った変圧器です。
前回はフルフラールが要注意レベルのものがいくつかありましたが、2年経ってその濃度が増えているのか、あまり変わらないのか気になるところです。
フルフラールは絶縁紙が劣化してくるとそのセルロール構造が変化して生成されます。フルフラールが増えてくると絶縁紙の重合度が低くなり、強度が弱くなり、ボロボロになります。こうなると絶縁性能が落ちてくるので定期的な測定が欠かせません。
弊社では油中ガス分析、フルフラール分析、絶縁油特性試験を行っておりますので、ぜひご利用くださいませ。