PCB紛失虚偽報告で罰金命令 岡山簡裁、市教委職員2人に

  有害物質・ポリ塩化ビフェニール(PCB)を含む高圧コンデンサー1台を紛失したのに申告しなかったとして、岡山区検は6日までに、PCB特別措置法違反の罪で、岡山市教委で当時管理していた男性職員2人=40代と50代、いずれも同市=を略式起訴。岡山簡裁はそれぞれに罰金40万円の略式命令を出した。

 同法はPCBを含む機器を無くした際の届け出をはじめ、管理状況などを年1回、都道府県や政令指定都市に報告するよう義務付けている。

 起訴状などでは、瀬戸中学校(同市東区瀬戸町瀬戸)の電気室に設置していたコンデンサーの紛失を知りながら、2012、13年の6月、同所に保管していると記した虚偽の届け出書を作成し、市長に提出したとされる。

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