福岡市教育委員会は16日、市立小中高10校で、有害化学物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)を含有する電気機器の廃棄物29台が見つかったことを明らかにした。市教委は「健康に悪影響がある物質。適切に管理、把握し、早急な処分に努める」としている。開会中の12月定例市議会一般質問で明らかにした。

 11月、那珂南小(同市博多区)の空調機械室で、高濃度PCBが含有されているコンデンサー(蓄電器)の廃棄物が30年以上にわたり放置されていることが発覚。市教委は、職員間の引き継ぎミスなどで把握していなかった。

 市教委が全市立学校を調査したところ、新たに9校で高濃度PCB廃棄物3台、低濃度PCB廃棄物25台が見つかった。来月までに各校から廃棄物を集約する。市環境局は全庁的に調査を呼び掛ける方針を示した。

 PCB廃棄物は特別措置法により、2027年3月までに処分することが義務づけられている。

2014年12月17日 西日本新聞より