北九州市は16日、小倉北区片野新町3丁目にある県警第二機動隊の食堂内で、有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)を使った蛍光灯の安定器(コンデンサー)が破裂する事故があったと発表した。人体への影響や周囲への漏れは確認されていないという。同様の事故は市内で初めて。

 安定器は蛍光灯の設置装置の一部で1970年製。県警は同年製の安定器が他にないか調査を始めた。

 市や県警によると、事故は10日午後11時10分ごろ、隊員食堂(約60席)で発生。破裂音がし、二本組の蛍光灯を取り付けている天井から油が数滴飛び散った。食堂には隊員2人がいたが、被害はなかった。天井の蛍光灯設置箇所はほかに14カ所あるが、同年製の安定器はなかった。

 県警は14日、市に報告。市が即日立ち入り検査し、漏れた油を分析、高濃度のPCBを検出した。

2014年10月17日 西日本新聞朝刊より