千葉県病院局は12日、昨年3月末に閉院した県立東金病院(東金市台方)の敷地内で保管していた電気機器などが盗難被害に遭い、盗まれた蛍光灯の安定器約195キロに、人体に有害な発がん性物質「ポリ塩化ビフェニル(PCB)」が含まれていたと発表した。同局は東金署に盗難届を提出するとともに、それらしい機器を見つけた場合は触らずに届け出るよう呼び掛けている。

 県病院局によると、11日午後6時ごろ、病院施設の管理を委託されている会社の社員が、敷地内の変電室のガラスが割られ鍵が開けられているのを発見。室内を調べたところ、PCBを含む蛍光灯の安定器50個のほか、蓄電池やケーブル類などが盗まれていることが判明した。10日午後7時ごろに巡回した際には変電室に異常はなかったという。

 同局は「安定器の一部に金属が含まれており、転売目的で盗まれたとみられる。PCBの含有は微量だが、発見した場合は最寄りの警察や千葉県(電話043-223-3801)に連絡してほしい」としている。

 東金病院は現在、解体に向けた計画が進められている。解体後、PCBを含む電気機器などは県循環器病センター(市原市)に移管され、PCB特措法に基づき処分されることになっている。

平成27年6月13日 ちばとぴ より)

(他媒体:毎日新聞FNN