室内ラドン濃度測定
室内ラドン濃度測定
これまでに住居内におけるラドン濃度と肺癌リスクの関係について多数の研究が行われており、世界保健機関 (WHO) は、ラドンは喫煙に次ぐ肺癌のリスク要因とし、放射性物質であるラドンが肺癌の重要な原因であることを警告しました。
閉めきった屋内では、壁や床から天然放射性物質であるラドン(気体)がしみ出し、屋外よりも高濃度になることがあります。また、建材からも発生し、特にコンクリートの打ち放しで換気が行われていない建物内では著しく高なる傾向があります。
〇ラドン規制値について・・・国によって異なります。
・米国環境保護庁では、室内ラドン濃度基準を150Bq/m3としており、これを上回る場合は低減対策を求めています。
・欧州の疫学調査の基礎データを解析した結果、100 Bq/m3レベルというラドン濃度環境においても肺がんのリスクが有意に高いと発表。
・日本では気中ラドン濃度の基準値等は何も設定されていません。
サンプリング(ご自身で捕集可能です)
①下記の問い合わせ先にご連絡ください。お見積りさせていただきます。
②お申込み受け付け後に捕集セットを送付いたします。
③捕集セットが届きましたらふたを開けて捕集材を静置します。
ふたを開けた時間など、必要事項を記入用紙に記載します。
※事前に原則12時間室内を閉鎖する必要があります。
④捕集を開始してから24時間後にふたをしっかりと閉めます。
記入用紙にふたを閉めた時間を記録します。
⑤捕集材を直ちに弊社に送付ください。
⑥測定終了後に報告書と請求書を発送いたします。
⑦請求内容をご確認後、料金をお振り込みください。
サンプリング時間と納期
捕集時間 | 分析期間 |
---|---|
24時間 | 試料到着後10日程度 |
ラドン捕集材 測定機器
お問合せ
[名古屋営業所] 愛知県名古屋市守山区下志段味横堤1468-1TEL:052-736-4111 FAX:052-736-4471