![スファグ・ソーブ [油はもちろん有機溶剤、酸、アルカリも吸着する]](clip_image0011.jpg)
スファグ・ソーブとは?
カナダの北西部アルバータ州にある、氷河遅滞で産出する古代に堆積した泥炭層水苔(ピートモス) や藻を原料として、特殊処理を施したもので水以外の油、有機溶剤を特異的に吸収します。一度吸着された物は外部にしみださないため、二次汚染・災害を引き起こす心配はありません。特徴
水以外の油や有機溶剤をすばやく吸収・吸着します。また、土壌改良にも効果を発揮し、細胞内に取り込んで汚染物質はバクテリアが分解し、無害化(一部実証済み)できます。
成分
成分:セルロース、ヘミセルロース、リグニン他 pH:6,3〜7,5用途に合わせて製品化
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歴史
1700年代、スファグ・ソープはヨーロッパ、カナダ、アメリカで燃料として使用されていたが次第に石炭石油にその座を奪われ、その後は園芸用、土壌改良用に使用される。1990年代に吸収・吸着材としての特性が再発見され、安全で取扱いが容易な吸着材として広く知られるようになりました。
海外ではPCB等危険な廃棄物輸送にも積極的に利用されています。
吸着特性
| 即効性 | 石油系オイル、動植物性オイル、化学薬品、血液などを速やかに吸着します。 |
| 高吸着能力 | B重油10L/kg、ガソリン・灯油・マシン油は約8L、重油は約7L、天ぷら油・タールは約6L吸着 |
| 吸着物のカプセル化 | 一度吸着した油は外に出さないため、吸着後もべとつかず後処理が容易 |
使用例
スファグ・ソープは毒性もなく、環境に優しい油吸着材としてアメリカ、オーストラリア、スペイン、フランス、チリ、ブラジルなど世界各国で使われています。また、カナダの消防車にはスファグ・ソープが常備されています。陸上での使用例
・車両整備工場、解体工場、ガソリンスタンド、運送会社、道路でのオイル漏洩
・製造工場での機械油、切削油、潤滑油、化学薬品等の漏洩
・消防署、空港、鉄道でのオイル流出
・ゴミ処理場、廃棄物処理場、廃油リサイクル設備でのオイル処理
海上・河川・湖沼での使用例
・船舶内での漏洩、海岸、岸壁へのオイル流出
・造船所、競艇場、マリーナでのオイル漏洩
産学共同研究
九州大学農学部:大坪教授1. 地中における灯油を吸着したスファグ・ソープの生分解
2. 水中における油を吸着したスファグ・ソープの生分解
3. 赤潮・青潮等の発生におけるスファグ・ソープの有効性







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